言論

もう無茶苦茶ですがな、橋下徹さん

橋下徹@t_ishin 政治家なんて、たかだか選挙で選ばれた存在。スーパーマンじゃないんで、何でも100%完璧にできるわけではない。 日本国民の教育レベルから考えれば、政治家よりも有権者の方が優秀なのは当たり前。それでも政治家は権限を持っているので…

若いって素晴らしい

超個人的美学 絶望してはラメラメよ♪ http://achichiachi.seesaa.net/article/410688029.htmlカツトシさんの熱い言葉です。 素晴らしいですね。そして、頼もしいです。 是非、この素晴らしい文章は、リンク先へ飛んでいっていただいて読んでいただくとして………

大変教養があっても議論のできない人間はいる!

もうですね……ちょっと強めに「トンットンッ」とノックをしたら、内側から足で扉を蹴破って突進してきたという(苦笑)。 もう唖然ですよ、呆然ですよ。 まさかの対応に。 いや、こちらが絶対正しいって言っているんじゃないんです。こちとら出来の悪い頭ですし…

保守からの「八紘一宇」誤謬論・西部邁、佐藤健志両氏から

私は、佐藤健志さんの来歴・経歴については詳しくはありませんが、氏の『新訳 フランス革命の省察―「保守主義の父」かく語りき』は名訳でした――といっても英語にはろくに詳しくないので「読みやすかった」という意味において、ですが(笑)。また、BSフジの『…

復刊!西部邁『経済倫理学序説』の解説・佐伯啓思氏の文章が素晴らしい

西部邁さんの名著『経済倫理学序説』が復刊され発売されました。 改めて読み直して良かった、そう思います。著者・西部邁さんの平成26年度版あとがきと解説・佐伯啓思氏の文章を読んだだけで、そう思えました。経済倫理学序説 (中公文庫)作者: 西部邁出版社/…

茂木健一郎氏も「どんぐりの背比べ」の「どんぐり」に過ぎない。

脳科学者・茂木健一郎氏がTwitterで「ネトウヨ」を批判「きみたちが熱を上げていることって、本当に人生のエネルギーを注ぐに値するのか?」 11日、脳科学者の茂木健一郎氏が、Twitterで「ネトウヨ」とよばれる人々に対する批判をつづった。この日、茂木氏は…

TVタックルからあの戦争を。田母神俊雄の考え方の矛盾に理路を通す―西部邁流に

昨日、寝ながら「ビートたけしのTVタックル」を見ていたら、またぞろ靖国問題をやっていました。「教えて極論!靖国問題」というやつです。靖国問題については、既に素晴らしい論考を中野剛志さんが『三橋貴明の「新」日本経済新聞』で、川端祐一郎さんがASR…

経済学者の中の良心、TPPに反対するスティグリッツの金言

これまで、日本国内においても、TPPに反対しようものなら、「こいつは経済学をわかっていない」「こんなことも知らないのか(嘲笑)」といった罵倒、誹謗中傷が、経済学者たちの中から沸き起こってきました。主として、新古典派経済学に分類される経済学者た…

本当の保守の立場から安倍政権は支持できない−西部邁劇場

見つけたリンクから、拝見したのですが、これは今こそ必見な動画です。 「安倍政権の是非」についての沸騰した討論にもなっています。私が、どちらを支持するかというと、過去のエントリを見ていただくまでもなく、「安倍さん駄目ですね」に立脚している西部…

池田信夫さんがまた頓珍漢に。

http://blogos.com/article/73474/池田信夫さんは相変わらずですね(苦笑)。確かに、高市さんや稲田さんは勘違いしているところがあると思いますよ。 夫婦別姓実現派が夫婦別姓にすれば開かれた明るい未来が待っていると勘違いしているのと同様に。それに、確…

中野剛志『保守とは何だろうか』は読み継がれるべき名著である。

保守とは何だろうか (NHK出版新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2013/10/08メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る名著だと思います。まさに「本当のところ保守って一体何なの?」と訊かれたときに差し出すべき一冊として、長く…

昨今の政治状況と三橋貴明さん、中野剛志さん、『表現者』のこと。

昨今の政治状況とそれを巡る飛び交う言説の数々、正直、筆を執るのに気が重いのです。反新自由主義で、なおかつ、いわゆるサヨクとは一線を画す本当の意味での保守思想を支持する界隈の人たちは、皆さん同様の気持ちだと察します。ここ数年の西部邁さんでは…

憲法第九条への抜本的疑義。西部邁氏の著書を下敷きに。

日本国憲法 第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、…

富士山世界遺産登録はめでたいことなのか?

富士山の世界文化遺産への登録が決まりました。 きっとそれは基本的にはいいことなのでしょう。しかし、テレビの街頭インタビューでも識者のコメントも「これで観光客が増えて」云々という「金勘定」の話ばかりで、それで喜んでいる声ばかりが聞こえてきます…

番外:中野剛志編著『TPP 黒い条約』他を買った。

中野剛志さんは、師匠・西部邁さんと同様、筆がはやい人です。 ジェネラリストとして、関心対象が多岐にわたっていることもありますが、「広く浅く」ではなくベースが「広く深く」なんですね。それは、評論集『反官反民』を読んでもよくわかります。 語りた…

安倍さん、やっぱり駄目だった? いや逆の意味で。

安倍総理のTPP交渉参加表明前の2月6日付けの当ブログのエントリで、 大丈夫かな、安倍さん・・・・・・以前のエントリで私は、「安倍さんはアメリカニズムへの警戒が薄い気がする」と書きましたが、やはり安倍さんは、構造改革派から抜け切れていなかったのでしょ…

西部邁さんが喉頭がん……。

個人的に、大ショックな情報です。『表現者』2013年05月号(48号)の座談会、「『無』について――日本的思想の可能性」の中で、さりげなく西部邁さんがご自身のガンについて触れておられました。表現者 2013年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: ジョルダン発売日:…

TPPアメリカメディアも報道したやはり危ないISD条項

アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容とは 江田憲司さんあたりは、今までもISD条項(ISDS条項)を入れてやってきた、と強調されているのですが、それらはみな開発途上国相手であったからなので当たり前であって、危惧している側は、アメリカが相…

勝谷誠彦氏の『そこまで言って委員会』降板と氏の朝生での一幕を西部邁さんに絡めて。

勝谷誠彦さんのHPより抜粋。(少々長いです) (前略) 『たかじんのそこまで言って委員会』辞めます。 辞めるというこちらが主語で書いたのは「今週の金曜日の収録を最後に」と言われたので「出ません」と私から断ったからだ。 事実は、クビだと言われたわ…

大丈夫かな、安倍さん……

http://kennjya.blogspot.jp/2013/02/2920130206.html「賢者を聴く」さん経由ですが、中野剛志さんの東田剛名義の文章(?)です。以前のエントリで私は、「安倍さんはアメリカニズムへの警戒が薄い気がする」と書きましたが、やはり安倍さんは、構造改革派…

西部邁さんのインターネット論。

……といっても、殊更採り上げる必要性も感じないのですが、「批判への批判的な意見」があるらしいので、一応、ここに残しておきましょう。西部邁さんは、著書『無念の戦後史』において、インターネットに半ば批判的な論をロジカルに展開されていますが、全否…

またまた橋下徹さんのTwitterが色々と酷いことに。

橋下徹さんのTwitter(https://twitter.com/t_ishin) 12月18日朝日オピニオン、西川のりおさんの意見にコメントしてたら、その下にまた学者の下らない意見が。東京大学教授だって。こういう輩に税金が投入されているかと思うと、もう虫唾が走るよ。政治…

中野剛志『反官反民』師・西部邁との程よい距離感と万全の継承。

中野剛志さんの評論集『反官反民』を読んでいます。 ざっと読んだだけなのですが、範囲があまりにも多岐に渡り、そのジェネラリストぶりにはあらためて脱帽せざるを得ません。とりあえず少しだけ感想を書きます。結論から言うと、「素晴らしい」の一言です。…

笹子トンネル事故の示す深い意味。

笹子トンネル崩落事故のニュースを聞くとともに、藤井聡さんや中野剛志さんの顔が思い浮かんだ人も少なくないでしょう。 言うまでもなく、以前から、藤井聡さんや中野剛志さんが、今回のような事故が起きることを予言・危惧しておられたからです。 自分も、…

橋下市長の「じゃんけん」発言に彼の思想の軽さを見た。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121126-00000037-mai-pol <橋下氏じゃんけん発言>競合区の有権者ら「茶番」憤る 日本維新の会の橋下徹代表代行(大阪市長)が、みんなの党の渡辺喜美代表に「選挙区調整はじゃんけんで決めてもいい」と合流要請した発…

小林よしのりさんにない「思想の核」

カツトシさんのブログからの孫引きです。小林よしのり批判・・・〜思想の意義について〜 http://achichiachi.seesaa.net/article/298577498.htmlゴー宣道場・小林よしのりさんの文章より 「慰安婦強制連行説」との戦いがなければ、現在の日本のナショナリズ…

佐伯啓思『経済学の犯罪』は必読の書である。

本書は、佐伯啓思さんの著作の中でも代表作の一冊となるでしょう。経済学の犯罪 稀少性の経済から過剰性の経済へ (講談社現代新書)作者: 佐伯啓思出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/08/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (11…

見当外れな死刑廃止論をぶつ勝間和代さんを過去の呉智英さんに諭していただく。

勝間和代さんの意見。 死刑廃止論者は「自分の家族が殺されても言えるのか」という反論にさらされるが、勝間は「それでもわたしは(死刑廃止と)言います。死刑が犯罪の抑止力に何の役にも立たないからです。死刑の問題が感情的なところで議論されていること…

岸博幸さんのあまりに杜撰でお気楽なお仕事。

今日の朝、ふとテレビをつけ、テレビ朝日「やじうまテレビ」を観ると、岸博幸さんが出ておられました。コメンテーターというやつですね。ニュースの紹介で、「中国米浸透の兆し」という話で、今は10万トンの輸入制限があり、輸入量自体はここ数年変化はそれ…

中野剛志さんを罵倒した橋下徹市長について2

以前のエントリ中野剛志さんに酷い罵詈雑言を浴びせる橋下徹市長。 http://d.hatena.ne.jp/manji_ex001/20120427/1335486915で、酷いロジック――とも言えないような言葉を用いて、中野剛志さんを誹謗中傷する橋下徹さんのTwitterでのつぶやきについて触れまし…