岸博幸さんのあまりに杜撰でお気楽なお仕事。

今日の朝、ふとテレビをつけ、テレビ朝日やじうまテレビ」を観ると、岸博幸さんが出ておられました。コメンテーターというやつですね。

ニュースの紹介で、「中国米浸透の兆し」という話で、今は10万トンの輸入制限があり、輸入量自体はここ数年変化はそれほどないものの、中国米が好まれる傾向が広がっている」というような話でした。

そこでアナウンサーが、「さあ、この問題、TPPとも関係してくると思いますが……岸さん、どうでしょう?」と問うと、岸さん、笑顔で、はっきりとこう言い切りました。

「いや、いいことですよ〜。「競争」はいいことですし、実は日本米っておいしいですからね。競争すれば日本米もまだ値段が下がっていきますしね〜、いいんじゃないでしょうか」

!!

「競争」はいいことですし
新自由主義丸出し

実は日本米っておいしいですから
↑言われなくてもわかっていますが、アメリカの農家は既にコシヒカリを生産し始めていて、日本の一般人が日本で生産したお米と区別つかなかったんですよ。TPPで仮にコメの関税が撤廃されたとすれば、アメリカの農家は、更に雪崩を打って、コシヒカリを作り始めるでしょう。

まだ値段が下がっていきますしね〜
↑デフレで長く苦しんでいるこの日本で、デフレをまだ促進させる、と。

ひとこと、岸さんが喋っただけで、全部にひっかかりましたよ(笑)。
いやあ、お気楽な商売ですね。コメンテーターって。人によるでしょうが。