スロージョギングに適したシューズ選び。

最近、スロージョギングというものを始めました。

前にも書きましたが、糖尿病なので、HbA1Cを落とすためです。

まったく運動という運動をしていなかったのですが、さすがに食事療法だけでは限界を感じていたのでした。

ダイエットにも非常に効果的だという「スロージョギング」。

元々、「ゆっくり走る」というのがジョギングですが、それをウォーキングと同じくらいの速さまでスピードを落として走るのが「スロージョギング」なのです。

心肺機能や膝への負担が非常に少なく、しかもウォーキングより運動強度がずっと高い(1.6倍〜2倍以上)というのが、スロージョギングのいいところの一つでもあります。

最初は、1分スロージョギングして1分歩いて、を繰り返して走っても良いということで、すんなり入りやすいというのも特筆すべき点です。
「ニコニコ」顔を崩さないで走れる程度の速さ(ニコニコペース)で走ること、というのも間口が広い所以です。
非常に科学的な運動で、福岡大学スポーツ科学部教授であり、数々の学会に所属しておられる田中宏暁さんが積極的に広めておられます。

ここで語られていることのなかのひとつにシューズ選びの問題があります。

普通、ジョギングの入門用シューズは、踵部が分厚く、踵部のクッション性が高いと謳われているものが推奨されているのですが、「スロージョギング」においては違うのです。

田中宏暁さんは、足先(フォアフット)着地を「スロージョギングの基本」と書かれていて、踵から着地するのは怪我の元だということで、「踵部」の薄いジョギングシューズを薦めておられるのです。フォアフット着地の場合、膝など身体への衝撃が3分の1以下だということです。
私は、はじめ、アシックスの「ロードジョグ6」という安価なシューズで走っていたのですが、これは踵部分が非常に厚く、フォアフット着地がしにくいものでした。田中宏暁さんは、「最低五千円以上する靴」を推奨しておられます。その点でも合格点の靴ではなかったのですね。

そこで買ったのが、ニューバランスのミニマスという種類の「M730」です。
踵部分が薄いのはもちろん、非常に柔らかくできていて、裸足で走っているのに近い感覚で走ることができます。

これで走るのが、「ランニング」や(普通の)「ジョギング」であれば、踵着地なので、入門者・初心者には「薄すぎる」となるのでしょうが、「スロージョギング」に限って言えば、「入門者からベテランまでうってつけ」と言えそうです。

尚、スロージョギングに限らず、普通のジョギングシューズでも言えるそうですが、自分の足のサイズより0.5cm〜1.5cm大きめのサイズを買いましょう。

さあ、まだまだですが、明日も走るぞっ!

スロージョギング−揃えられたらいい物
http://d.hatena.ne.jp/manji_ex001/20120530/1338366544

スロージョギングのDVD付き書籍が発売されました!
http://d.hatena.ne.jp/manji_ex001/20120717/1342513581

【追記】「スロージョギング用」を謳ったシューズ登場!

上に紹介したものとフォルムにおいて大差ないスロージョギング用シューズがアサヒシューズより発売されました。「チャンピオン ファイナリスト001」というものです。これ、上のより安いけどなかなかいいですよ!
サイズも色々揃ってますね。田中宏暁さんが、「今度、アサヒコーポレーションからスロージョギング用シューズを出す予定」っておっしゃっていたのがこれなんでしょう、おそらく。

【更に追記】「スロージョギング用」を謳ったシューズラインナップ一新で悲喜こもごも

少し油断していたら、上記スロージョギング用シューズがアサヒシューズで欠品になっていて、新たに、「アサヒウォークランド」という名前で「スロージョギング用シューズ」が何種類かラインナップされたようです。
素材から何から違うので、決して「商魂たくましく」したのではないのでしょうが、この新たにラインナップされたシリーズが高い! 正直高いです。

これがその中で一番安い価格帯のものです↓

が、ちょっぴり高いですね〜。

女性

男性

まあ長期にわたって使用するとわりきるかどうかですね。