2013-01-01から1年間の記事一覧

「これぞボクシング!」を堪能させていただいた。井岡一翔、三浦隆司、金子大樹、内山高志ありがとう。

いやあ、ボクシングってやっぱり面白いんですねっ! ……って再確認させていただいた一日。井岡一翔は、アマチュアエリートでなおかつパンチ力とスタミナがあるという三拍子揃った選手と言って良いと思うですが、相手のフェリックス・アルバラードも幕の内一歩…

『ジャイアント・キリング』2007年で刻が止まった"幸せ"な時間。

白鵬が負け、「60億分の1」と紹介されたヒョードルが勝った。(腕相撲です)「70億分の1は誰になる!?」と紹介されたから、別に嘘は吐いていない……ような気がする。 実況も2007年から一時停止ボタンを解除したような三宅アナの雄叫び。この一回戦…

落語・立川談志本を水道橋博士のメルマ旬報、杉江松恋の文にあてられて読み耽る

私は落語のことに明るくありません。演目についても落語界についてもその歴史についても。 ほぼ全く知らない、と言ってもいいくらいです。何冊か入門本を読んだことがあるのと、尾瀬あきらさんのマンガ『どうらく息子』を読んでいる程度です。さすがに『笑点…

長谷川穂積「亀田、試合をする必要が無かった」正論。だがそれよりも。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131204-00000027-dal-fight 3日に行われたWBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦で、IBF王者の亀田大毅(24)=亀田=が、計量失敗でWBAに王座を剥奪されたリボリオ・ソリス(31)=ベネズエラ=に…

池田信夫さんがまた頓珍漢に。

http://blogos.com/article/73474/池田信夫さんは相変わらずですね(苦笑)。確かに、高市さんや稲田さんは勘違いしているところがあると思いますよ。 夫婦別姓実現派が夫婦別姓にすれば開かれた明るい未来が待っていると勘違いしているのと同様に。それに、確…

中野剛志『保守とは何だろうか』は読み継がれるべき名著である。

保守とは何だろうか (NHK出版新書)作者: 中野剛志出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2013/10/08メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る名著だと思います。まさに「本当のところ保守って一体何なの?」と訊かれたときに差し出すべき一冊として、長く…

昨今の政治状況と三橋貴明さん、中野剛志さん、『表現者』のこと。

昨今の政治状況とそれを巡る飛び交う言説の数々、正直、筆を執るのに気が重いのです。反新自由主義で、なおかつ、いわゆるサヨクとは一線を画す本当の意味での保守思想を支持する界隈の人たちは、皆さん同様の気持ちだと察します。ここ数年の西部邁さんでは…

iPhone5sオススメ液晶保護フィルムiPhone5cも。

iPhone5とiPadを所有しています。 「iPhone 液晶保護フィルム」で当ブログに飛んでくる方が多いので、このエントリを書きます。もともと私は、DocomoでAndroidを使っていたのですが、2機種のAndroid機を経てMNPでiPhone5を買ってしまいました。 前にも書きま…

産経新聞『半沢直樹』記事に呆れた話。

TV

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130811-00000539-san-ent 「半沢直樹」諸説は間違い…人気の秘密は“アニドラマ”にあり産経新聞 8月11日(日)21時41分配信 「半沢直樹」諸説は間違い…人気の秘密は“アニドラマ”にありドラマ「半沢直樹」に出演する堺雅人(…

憲法第九条への抜本的疑義。西部邁氏の著書を下敷きに。

日本国憲法 第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、…

富士山世界遺産登録はめでたいことなのか?

富士山の世界文化遺産への登録が決まりました。 きっとそれは基本的にはいいことなのでしょう。しかし、テレビの街頭インタビューでも識者のコメントも「これで観光客が増えて」云々という「金勘定」の話ばかりで、それで喜んでいる声ばかりが聞こえてきます…

番外:中野剛志編著『TPP 黒い条約』他を買った。

中野剛志さんは、師匠・西部邁さんと同様、筆がはやい人です。 ジェネラリストとして、関心対象が多岐にわたっていることもありますが、「広く浅く」ではなくベースが「広く深く」なんですね。それは、評論集『反官反民』を読んでもよくわかります。 語りた…

安倍さん、やっぱり駄目だった? いや逆の意味で。

安倍総理のTPP交渉参加表明前の2月6日付けの当ブログのエントリで、 大丈夫かな、安倍さん・・・・・・以前のエントリで私は、「安倍さんはアメリカニズムへの警戒が薄い気がする」と書きましたが、やはり安倍さんは、構造改革派から抜け切れていなかったのでしょ…

西部邁さんが喉頭がん……。

個人的に、大ショックな情報です。『表現者』2013年05月号(48号)の座談会、「『無』について――日本的思想の可能性」の中で、さりげなく西部邁さんがご自身のガンについて触れておられました。表現者 2013年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: ジョルダン発売日:…

北野武監督受賞歴まとめ。『アウトレイジ ビヨンド』DVD発売記念

北野武さんの『アウトレイジ ビヨンド』のDVD・ブルーレイが発売されました。 アンディ・ラウが審査委員長となった第7回アジアン・フィルム・アワードの監督賞受賞作です。 意図的にエンタメ寄りに撮った作品なので観客動員も申し分無しでした。アウトレイジ…

フルコンKO動画−胴回し回転蹴り?

まあロシアでの新極真会の試合でのワンシーンなんですが、一般的な「胴回し回転蹴り」とは全く違う見事なKO劇です。蹴り足も逆で、この技をそうとう磨いたんだろうなという切れ味と迅さ。まあ当たってなければ「なんだそれ」ってなったんでしょうが、思わ…

TPPアメリカメディアも報道したやはり危ないISD条項

アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容とは 江田憲司さんあたりは、今までもISD条項(ISDS条項)を入れてやってきた、と強調されているのですが、それらはみな開発途上国相手であったからなので当たり前であって、危惧している側は、アメリカが相…

勝谷誠彦氏の『そこまで言って委員会』降板と氏の朝生での一幕を西部邁さんに絡めて。

勝谷誠彦さんのHPより抜粋。(少々長いです) (前略) 『たかじんのそこまで言って委員会』辞めます。 辞めるというこちらが主語で書いたのは「今週の金曜日の収録を最後に」と言われたので「出ません」と私から断ったからだ。 事実は、クビだと言われたわ…

『藝人春秋』水道橋博士……今夜は寝付けそうにない。

遅きに失した感がある。『藝人春秋』を読むのが、である。藝人春秋作者: 水道橋博士出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/12/06メディア: 単行本購入: 54人 クリック: 1,028回この商品を含むブログ (69件) を見るしかし、これには理由があって、iOS向けに…

大丈夫かな、安倍さん……

http://kennjya.blogspot.jp/2013/02/2920130206.html「賢者を聴く」さん経由ですが、中野剛志さんの東田剛名義の文章(?)です。以前のエントリで私は、「安倍さんはアメリカニズムへの警戒が薄い気がする」と書きましたが、やはり安倍さんは、構造改革派…