池田信夫さんがまた頓珍漢に。
http://blogos.com/article/73474/
池田信夫さんは相変わらずですね(苦笑)。
確かに、高市さんや稲田さんは勘違いしているところがあると思いますよ。
夫婦別姓実現派が夫婦別姓にすれば開かれた明るい未来が待っていると勘違いしているのと同様に。
それに、確かに、夫婦同姓であることあるいはないことと保守であることあるいはないこととは直接関連性はないけれども、近年、どういうところから夫婦別姓論が出てきているとお考えなのか、逆に答えていただきたいですね。
それは、福島瑞穂女史であったり、田嶋陽子女史であったりするのです。
田嶋陽子さんなどは「その先には結婚制度も無くすべき。結婚制度は女性を家畜のように扱う奴隷制度だ」などと主張しています。
つまり、質の悪いフェミニズムや(家族を含めた)共同体を忌避する文脈から、「夫婦別姓」を主張し実現しようという「ムーヴメントの内実に含まれる思想」こそが、本来の意味での「保守」が白目視する部分だということです。
そして、原理的に言えば、それら論者の「思い」とは裏腹に、夫婦別姓になったとしても、逆に「古くさい家制度」は崩壊しないどころか、より性質の悪いものになるでしょう。これは、宮崎哲弥さんなどが指摘していたところでもあります。
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そもそも、通称名を会社など仕事場で使えるようにしたりすることと、夫婦別姓にして戸籍からなにからいじくることのどちらが大変でシステムを大幅に変えることになるのか、想像すればわかりそうなものですが……。
西部邁さんへの批判などはただただ笑えます。「ああ、またやってるやってる」ってなもんですね(笑)。
笑止な御仁・池田信夫さん
http://d.hatena.ne.jp/manji_ex001/20110525/1306282981
なんてったって「ネット・ストーカー」と呼ばれているんですから(笑)。