若いって素晴らしい

超個人的美学

絶望してはラメラメよ♪

http://achichiachi.seesaa.net/article/410688029.html

カツトシさんの熱い言葉です。
素晴らしいですね。そして、頼もしいです。
是非、この素晴らしい文章は、リンク先へ飛んでいっていただいて読んでいただくとして……。

私が「保守思想とは中庸である」って言わないかというとやっぱり言うんですね(爆笑)。

西部邁さんの数十年に及ぶ報われない言論活動に少なくとも20年は付き合って追いかけてきた身としては、西部さんの苦闘を胃の腑で消化した(つもりの)上で、言うわけです。

「保守思想は、人生という綱渡りのバランシングバー(平衡棒)である」とかですね。まあ、実はこれは言ったことはないですが(笑)。

でも、「自分が保守主義者である」って言ったことはないんですね。
保守主義者でありたい」って言うんです。

このブログで、私が「中庸」と書いたか検索してみたら、一件だけヒットしました。

普遍主義とテロリズム大阪維新の会と。

http://d.hatena.ne.jp/manji_ex001/20120427/p2

『寛容は「普遍」を経て不寛容となる』〜欧州の反イスラム運動を解説した大必読論文
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120427/p2

さすがグリフォンさんです。毎度のことながら、呉智英さん言うところの「教師の知性」「医者の知性」を地でいくバランスの取れた素晴らしい考察・紹介記事だと思います。

自分の場合、「中庸」を志してはいるものの客観的にはおそらくそうではないので、その視線から、この問題に関連する事柄を書くと、(後略)

こんな具合でした。

ここでも、「志してはいるものの」って言ってますね、私。

何故なら、自分が、西部式でもなんでもいいんですが、保守思想を「体現している」とは、到底言えないからです。

もう、そのことは、自分自身で、身に沁みてわかっているわけです。

「体現したい」とは思っているものの、人生という綱渡りで、左に落っこち、右に落っこち、を繰り返しているわけです。

このまま奈落の底に落ちていくんじゃないかというぐらい……。

なので、中野剛志さん的に言えば、私は、何処まで行っても、いくら歳を重ねても、「保守見習い」なんですね。

だから、偉そうに「俺は保守思想家だ!」なんてことは口が裂けても言えない。「体現」していないわけですから。
だから、カツトシさんのような熱い文章に触れると、とても眩しく感じられるわけです。
そして、それは、すこぶる心地の良いものですね。