笹子トンネル事故の示す深い意味。

笹子トンネル崩落事故のニュースを聞くとともに、藤井聡さんや中野剛志さんの顔が思い浮かんだ人も少なくないでしょう。
言うまでもなく、以前から、藤井聡さんや中野剛志さんが、今回のような事故が起きることを予言・危惧しておられたからです。
自分も、思い浮かべた一人であります。

今日、夕方のニュースで、木村太郎さんがこの事故の件で妙なコメントをしておられました。
木村太郎さんは時々良いことを言うのですが、アメリカニストらしく、よくあさって向いて発言されます。

今回の木村太郎さんの珍妙コメントは、「高度経済成長期に道路造れ、トンネル造れ、とやった。これがまずかった」というものです。

いやいや、今回のようなインフラの事故が日本独特のように言われては困ります。

ご存知の人には釈迦に説法ですが、「人類が初めて迎えた、『電化』と『モータリゼーション』の上でのインフラの第一回更新時期、それが日本では現在である」ということです。

アメリカでは、もう少しインフラが整備された時期が早かったので、更新時期も早く来ていたのであり、その為、橋が落ちるなど、アメリカでも同様の「崩壊事例」が数多い、ということなのです。

やはり、「国土強靱化」が色んな意味で急務なのですね。