ライトノベル・川原礫が面白い!

自分の小説読書遍歴あるいは読書傾向は、既に、

[読書]絶対の自信をもってオススメする「アレとは違う夢枕獏」。
http://d.hatena.ne.jp/manji_ex001/20090904

[読書]夢枕獏の次は……ハズレなし!
http://d.hatena.ne.jp/manji_ex001/20100119


で紹介しました。

特に後者をずらっと見ていただければ、手に取るように、自分の趣味嗜好がバレバレでしょう(笑)。



そんな自分にとって、ライトノベルは、遠いものとなっていました。

かつての高千穂遙夢枕獏の一部分は確かに好きなライトノベルと言えたでしょうし、
あるいは、数年前に読んだ、冲方丁の「マルドゥック・スクランブルには、驚嘆の声を上げました。

しかし、「今人気のライトノベル作家」の作品を物色してみても、正直言ってピンと来ませんでした。
あのノリ、ライトアニメ(?)感覚の、ツンデレがどうとかそういうのについていけなかったんですよね。

ところが、見つけました、砂の中の宝石を!

それが、ライトノベル作家川原礫さんの著作です。

これが、いやあ、面白い。ティーンネイジャーではないけれども面白い。

今のところ、川原氏は、

アクセル・ワールドというシリーズ

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

と、


ソードアート・オンラインというシリーズ

ソードアート・オンライン1アインクラッド (電撃文庫)

ソードアート・オンライン1アインクラッド (電撃文庫)


を執筆されているのですが、もうどこに出しても恥ずかしくないくらいエンターテイメントしています。

騙されたと思って是非、手に取ってみてください。
アニメ化は、個人的にはしないでほしいですが、良質の少年コミック感覚で一気読みすること間違いなしです。

是非!

さて、遅ればせながら、本屋大賞受賞の冲方丁天地明察を読もうっと(笑)。

天地明察

天地明察