西部邁さんは「反日保守」ではない

先日、西部邁さんが出演されたBSフジ「プライムニュース」憲法特集の情報を得ようと、「プライム 西部邁」でリアルタイム検索(こういう時だけYahoo!を使います)したら、上位に某動画がヒットし視聴したのですが、結局、「プライムニュース」の内容には最後まで触れておられませんでした(笑)。

その中で、「西部邁は愛国保守とは違う」と。はいはい、私が言うところの「俗流保守」のことですね。それはその通り。まっことその通り。

西部邁シンパはそのことをわかってない」と。「好きじゃない」と。

(゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ? (つд⊂)ゴシゴシ

「そのこと」を分かっているからこそ、「俗流保守」とは一線を画しているからこそ、西部邁さんを支持している人をシンパと呼ぶのでは?

西部邁さんの著作はほとんど読まれていないということですが、「ニコ動」のコメントなんかを見ているとそう思う、と……。

いやいや、あれは「西部邁シンパ」とは呼ばないでしょう。西部邁さんが皇室についてなにか言ったらボロカスにディスり、自分たちに都合の良いことを言ったらアゲる、その程度のものでしょう。

普通に西部さんの著作の何冊かは目に通している人を「シンパ」と呼ぶべきで、論じるべきはそこではないでしょうか?

ネットで自分に心地良い言説だけを鵜の目鷹の目で探しまくっている右旋回な人々を論じても仕方がないです。

で、西部さんのチャンネル桜での「大東亜戦争本土決戦やっていれば」発言を聞いて「恐ろしい」と……うーん、やっぱり著作をご覧になるべきでしょう。レトリックもあっての、その場の話の流れもあってのことですからね。

で、「西部邁は『反日保守』だ」と規定されておられました。

いやいや(笑)。定義をしていただかないと(苦笑)。その「日」は何なのか? と。

「日本という国家」なのか「日本の政府」なのか「現代日本」なのか「全部ひっくるめた日本」なのか。

場合によっては賛成しますけどね(爆笑)。