祝!WOWOW開通(笑)山本KIDの技術にはてな。
いやあ、WOWOWO契約して初っ端から堪能しました。ダン・ヘンダーソンvsマウリシオ・ショーグン。
運が良かったです。
まあ「格闘技ファン」を名乗っていながら、WOWOW契約してないのは最早看板倒れなのでようやく今になって契約したのですが、感想は「素晴らしい」しかないので、別のことを書こうかと思います。
山本KIDvsダレン・ウエノヤマのダイジェストも観たのですが、前から思っているのは、山本KID、ほとんどセンスだけで闘ってるんじゃないだろうか説です。
いや、「どこ見てるんだ、この素人!」と言われてしまえばそれまでなのですが、KIDのグラウンドの上達のしないことこの上ない感があって、HERO’Sの頃とほとんど変わってないじゃないか? と感じてしまうのです。
高阪などがよく解説する、特にグラウンドにおける「機微」をほとんど学ぶことなく、レスリングテクニックとK-1MAXで鍛えた打撃と天性の格闘センスだけで闘ってるんじゃないかという感が否めないのであります。
ツナギとかわかってるのかなと。佐山が修斗時代によく言っていた「打・倒・極のトライアングルを回転させる」技術を持っていないんじゃないかと。
ダレン・ウエノヤマは所英男に判定で負けた選手ですが、その選手にもグラウンドでいいようにされていました。
そのあたりの「知識」と「実践」が、青木真也あたりと真逆なんじゃないかと思うんですよね。
いや、ストライカーと寝業師を比べてもしょうがないことはわかっているのですが。
まあ、それでUFCという最高峰のリングに上がってるんですから、説得力は皆無ですけども(笑)。
しかし、今のままで、更に「上」まで行くのは厳しいんじゃなかろうかと思っている次第です。