風見しんごをフィーチャーするのに「僕笑っちゃいます」を紹介してしまう音楽番組。
風見しんごさんが懐メロ音楽番組に出ていたテレビをしばらく前に見たのですが、「そのダンスは影響を与えた」とナレーションしているにも関わらず、延々と「僕笑っちゃいます」のVTRを流し続けた不思議な音楽番組がありました。いや、もはや不届きと言ってもいい(笑)。
スタッフが若すぎて分かっていないのか……。
風見しんご(風見慎吾)さんと言えば、「涙のtake a chance」をおいて他にないではありませんか。
日本にブレイクダンスを紹介した第一人者であり、多くの高名なダンサーからリスペクトされた存在。
その圧倒的でキレキレなダンスは、当時としては最先端で、田原俊彦にブレイクダンスを諦めさせたとの噂もあるほど(前にネットのどこかで知りました)。
以下、Wikipediaより抜粋。
『涙のtake a chance』(1984年12月リリース)は、自らニューヨークに出向き猛特訓でブレイクダンスを修得。振り付けに取り入れ話題を呼ぶ。これをテレビで見てブレイクダンスを始めたものも少なくない(1985年放送のドラマ『ヤヌスの鏡』に出演の際にも一部踊っているシーンがある)。日本に於けるブレイクダンスの先駆者であり、テレビを通して日本中にブレイクダンスを広めた人物の一人である。
ナインティナインの岡村隆史やガレッジセールもリスペクトする存在と語ったことがある。CRAZY-AやCAKE-Kは風見のバックダンサーを務めた。2009年、マドンナの欧州ツアーのバックダンサーを務めたTAKAHIROは、『速報!歌の大辞テン』で見た風見の『涙のtake a chance』に衝撃を受け、ダンスにのめり込んでいったと話している。
またこれ以前の歌のダンスは、あくまで歌の振り付けであったが、この曲はダンスに歌が付いている、といえる程大胆にダンスを取り入れており、ここまでの楽曲はこれ以前になく、このため今日隆盛を極めるダンスミュージックの先駆者、としての評価もある。
とくとご覧あれ!