ロックとは何か? デーモン小暮閣下の思い出と共に。

デーモン小暮閣下オールナイトニッポン(ANN)を聴いていました。
ビートたけしさんのオールナイトニッポンの影響を受けつつ、「ハガキ職人」(ネタ投稿者)をハガキ力士と呼び、独特のお笑い空間を作りだし、楽しく聴いていたのを覚えています。

覚えているのが、ある時、「『ロック』っていうのは生き方なんだよね。『今日からロックシンガーになりました。名前はラ・ムーです』ってわけにはいかないんだよ(爆笑)」というネタを連発していたことで、当時思いっきり笑いました。

ちなみに、「ラ・ムー」というのは、菊池桃子さんが(本当は嫌だったであろうに、バンドブームの風に乗れという、おそらく事務所のごり押しで)ある日突然ロックシンガー宣言をしたときのバンド名です。

かつて、ブルーハーツが、NHKで特集されたときに、山本晋也監督のインタビューで

山本「一番ロッカーとして尊敬しているのは誰ですか?」
甲本「ビートたけしさんですね」
山本「ああ、なるほど。そういう生き方の意味で……」

というやりとりをしていましたが、それに通じるものがありますね。

内田裕也さんの「ロッケンロール」押しというのは、それでもまだちょっとわからなくて、お世辞にも歌唱力があるとは言えないし、ヒット曲も無い。加えて、昔のモノクロ時代のフジテレビの「かくし芸」のVTRで流れてましたが、若いときは、丸い舞台の上で和気藹々とにこやかに他のタレントとゴーゴーダンスを踊っていたりします。

「シェゲナペイビナ!」がどういう意味なのかとともに、常々不思議に思っています(笑)。