中野剛志氏や東谷暁氏を批判する経済学の自由貿易礼賛論者

経済学を学んでいる人の中のTPP賛成派の自由貿易礼賛論者は、必ずと言っていいほど、「比較優位」を持ち出しますし、「TPPはそもそも輸出を拡大するのが目的じゃない」と「輸入歓迎」を言います。

しかし、それならまず、輸出を増やしたがっている経団連と、まずTPP賛成派の中で話し合って欲しいですし、農家・農業関係者を「比較優位」論を以て食糧自給率の問題も含めて説得して欲しいですし、TPPというブロック経済化で、トータルでの貿易が活力を失う可能性がないのか、GDPは拡大するのか、そこを明らかにして欲しいと思います。

そして、では、なぜ、オバマは「輸入は増やさない。輸出を倍増する」と言っているのか説明して欲しいですし、全てを解っているのにTPPに反対している、日本を代表する経済学者の一人である宇沢弘文氏に反駁して欲しいと思います。

そして、経済学を以てして、「ラチェット規程」や「ISD条項」を肯定できるのか、説明して欲しいです。

エコカー減税の廃止(アメ車の非関税障壁だと難癖をつけられています)や牛肉の輸入全面緩和や、医療サービスの問題、すべて経済学で説明して欲しいと思います。

そして、地域コミュニティや里山の自然の存続についても。

できるのでしょうか?