右四間飛車。

久々に将棋を始めた。
高校時代にはまっていたのだが、もう10年以上ご無沙汰だった。
もうすっからかんに何にも覚えていなかったのでほとんど初心者同然。
将棋の本やソフトを買い込んで、定跡を覚えようとしたり詰め将棋をやってみるのだが、
いやはや、なんと脳の錆び付いていることよ。トホホである。
脳トレ」というのはやったことがないが、将棋の勉強も立派に「脳トレ」だと痛感した。
頭のリハビリだ。

ゲームから遠ざかって久しいし任天堂商法というのが好きではないのだが、NintendoDSが手に入ったので、「誰でも簡単!渡辺明の詰め将棋」と「森田将棋DS」を買った。
前者は、まず値段が高い。DSだから画面が小さく粗いのはしょうがないとして操作性も悪い。ボタン操作ができずタッチペンのみなのだが、このタッチペンでの操作性もひどい。これはなんとかならなかったのだろうか。

が、内容は充実している。初心者向けの駒の動かし方から手筋、次の一手、囲いの破り方、駒の活用法etc。お勧めである。

森田将棋DS」は、Wi-Fi対応で、遠くの人と対戦できるというのはいいのだが、いいのはそこだけだという残念な結論だ。

 PSPの「東大将棋ポータブル」は相手の戦型まで指定できたり、上記「渡辺……」と同様のエトセトラがついていて非常に充実しているのだが、「森田将棋」の方は、同じような手ばかり指し、それがことごとく機械的な、人間味の無い手ばかり指す。
 ただ、フレンドコードとやらを交換すれば「ボイスチャット」ができるということで、ロハ(死語)の「電話」に使えそうだ。
 Wi-Fiは閑散としている。時間が経てばこの過疎状態は解消されるのだろうか。